LH通信(2008・夏号 №01)

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LPGハイブリッド車の可能性①

LPG(液化石油ガス)の価格はガソリンの半分ほど。

なぜタクシー以外に普及しないのか-。原油高騰が話題になり始めた二年ほど前、自動車修理販売「千代野自動車」(石川県白山市)の細川悟社長は、こんな疑問を持った。

スタンドがすくない、冬場の始動性悪い-がLPG車の欠点。

しかし、これらを補う方法が海外にあった。

ガソリンを予備燃料に、LPGで走るバイフューエル車。欧州などで普及し、イタリアの会社がガソリンエンジンでもLPGを燃料に使える改造キットを販売していることを知る。

「これなら、いけるかもしれない」。

自ら「LPGハイブリッド車」と名付け、普及に乗り出すきっかけだった。

仕組みはこうだ。LPGは燃焼温度が高いため、ガソリンエンジンに使用する際には暖機運転が必要だ。

キットは燃料噴射装置とコンピュータ、ボンベなどで構成。

ガソリンで始動し、水温が60度になると自動的に燃料がLPGに切り替わる。

ガソリン車に戻すのも、運転席にあるスイッチを押すだけ。

走りながらの切り替えが可能で、LPGのガス欠時にはガソリンで走ればいい。

 

●整備士出身で、もともと機械好き。

早速、キットを取り寄せ、昨夏、自身が経営する運転代行業の車に取り付けてみた。

走行試験の結果、燃料コストは1㎞当たり8円と、ガソリン車の18円はもちろん、ディーゼル車の14円を大きくしのいだ。

利点はまだある。

LPGの二酸化炭素排出量はガソリン車より役17%少ない。

改造には約40万円掛かるが、ディーゼル車からの切り替えには国の助成措置があり、自己負担は20万円ほど。

燃料コストの削減効果により、1年ほど(3万㎞)で元がとれる計算だ。

車検は最初に幸三変更を届ければ、後は通常の車と同じ。

ボンベの点検も6年に1回という。(北陸中日新聞記事の抜粋)

 

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